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 新建とは

 

新建は、1970年に全国的な建築運動の団体として発足しました。以来、30年間夏の建築とまちづくりセミナーや秋の全国研究集会、各地の課題への取り組みや、日常的な実践の交流、毎月の「建築とまちづくり」誌の発行、各都道府県支部での運動の展開等、建築とまちづくりをよりよい方向に変える事や建築技術者の要求の実現のために、さまざまな活動をしてきました。
 新建は、「住む人、使う人の立場に立って」30年運動を展開してきました。今、確かな手応えと展望がつかめてきています。それは、どんなに難解な状況でも、多くの人々の真の要求や願いに応え、ともに運動を進めながら、専門の力を高め、役立てていくことで、少しずつ変えていくことができ、豊かな成果を得ることが出来るという確信です。
 新建では、自分の悩み(要求)が全体の問題につながっているのが、よく分かります。1人1人の主体的な意欲で新建も大きくなり、社会の状況も変わり、身の回りの状況も変えていけるのです。新建は、今、もっともっとたくさんの人にこの動きを知ってもらい、建築とまちづくりに携わる広範な人々の良心と希望と自覚を合流させた大きな流れをつくっていこうとしています。

 

 新建築家技術者集団 憲章

 

 建築とまちづくりにたずさわる私たちは、国土を荒廃から守り、かつ、環境破壊を許さず、人びとのねがう豊かな生活環境と高い文化を創造する目的をもつ。
 私たちはこのことを認識し、行動するための目標をかかげ、ここに憲章を定める。

 

1 建築とまちづくりを、社会とのつながりの中でとらえよう。

2 地域に根ざした建築とまちづくりを、住む人使う人と協同してすすめよう。

3 建築とまちづくりの優れた伝統を継承し、理論や技術の発展と創造につとめよう。

4 人びとに支持される建築とまちづくりの活動をすすめ、専門性を確立しよう。

5 建築とまちづくりに関連する国内外の広い分野の人びととの交流をはかり、連帯を強めよう。

6 建築とまちづくり、生活と文化、自由のために平和を守ろう。

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